nexdsd JAPAN 性分化疾患:家族のためのハンドブック

Consortium on the Management of DSDが発行している「性分化疾患:家族のためのハンドブック」の翻訳など、性に関する様々な体の発達状態を持つ人々と家族の方々をサポートできる情報をお送りします。

第1章:お父さん、お母さんへ

(9)この章のまとめ

あなたはひとりじゃありません! こういう状況では、感情の波が激しくなるのは当然です。 自分の気持ちには、自分に対しても他の人に対しても正直でいましょう。 信頼できる友達、家族、医療関係者、サポートグループの支援を受けて当然の状況ですし、ぜひそ…

(8)隠し事は打ち明けにくさにつながり、正直さは受容につながります。

このような状況の中で育ってきた人たちに、どうすればこの状況を乗り越えていけるのか、その秘訣を聞いてみたいと思いませんか?それはこうです。「お子さんのために皆さんができる最善のこと、それは息子さんや娘さんの性分化疾患について、彼らに対して開…

(7)自分自身を助けることが、お子さんを助けることになります。

皆さんは、自分のお子さんを守りたいと思ってらっしゃるのではないでしょうか?もしそうじゃなきゃ、このハンドブックは読んでないですよね。子どもが性分化疾患のようなものに直面するとき、多くの親御さんはとても強く「子どもを守りたい!」と思われるも…

(6)言いにくさを乗り越えるために、それについて話しましょう。

言いにくさや困惑という感情に向かい合い、気持ちを表していくには、今の時点では時間をかけることが大切です。大抵そういうものです。ご自身が感じていらっしゃること、そしてなぜそう感じているのか、考えるようにしてみてください。お子さんの性分化疾患…

(5)受け入れていくのには時間がかかるものです。

お子さんが性分化疾患を持っていることについて、何も心配していないし、気にならないし、悲しみも怒りもないという方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。そうであれば、すごいことです。けれども、そういうことはなかなかないものです。 お子さん…

(4)性分化疾患の原因は何でしょう?

お子さんを担当するお医者さんは、お子さんの性分化疾患がなぜ起きたか説明できると思いますので、必ずお医者さんに質問してみてください。ここでは一般的なお話をしましょう。性分化疾患は、お子さんがXXやXY染色体の組み合わせ以外の組み合わせを持ってい…

(3)性分化疾患(DSD)とは何か?

このハンドブックでは、「からだの性」という言葉を、男性もしくは女性であることに関係する私たちの身体の肉体的な部分について使っています。皆さんの「からだの性」には、「性染色体」(このことは後ほど詳しくお話します)、そして、卵巣もしくは精巣、…

(2)あなたはひとりじゃありません!

なによりもまず、あなたは絶対にひとりじゃないということを理解いただければと思います。性分化疾患を持った赤ちゃんは約1500人に1人生まれてきます*1。つまり、毎週、アメリカでは数十人、世界では何百人もの親御さんが、子どもに性分化疾患があるというこ…

(1)お父さん、お母さんへ

お父さんお母さん、ちょうど皆さんが、自分のお子さんが何らかの性分化疾患を持っていると分かったときであれば、混乱し重い気持ちになってらっしゃるかもしれません。こういう状況では、他のご両親と同じように、こういう疑問が心の中に浮かんでいるのでは…