nexdsd JAPAN 性分化疾患:家族のためのハンドブック

Consortium on the Management of DSDが発行している「性分化疾患:家族のためのハンドブック」の翻訳など、性に関する様々な体の発達状態を持つ人々と家族の方々をサポートできる情報をお送りします。

治療と外科手術についての質問(4)

   
Q:性分化疾患とは何ですか?何が原因で起こるのですか?

A:これについては第1章をご覧ください。第5章の身体的性別と性器の発達の資料も参考になります。 


Q:私の子どもは妊娠できるのですか?

A:性分化疾患を持つ人が生物学的なつながりのある子どもを持つことができるかどうかは、それぞれ固有のからだの状況や治療のあり方によって違ってきます。それに、お子さんが親になるかどうか決める頃に、生殖医療技術がどれほど進歩しているかどうかによっても違ってきます。性分化疾患を持つ子どもの中には、その疾患ゆえに現在の時点では不妊ということになる子どももいますが、ずっと先の将来には、医療技術の進歩によって、生物学的なつながりのある親になることもできるかもしれません。

 お子さんの場合で不妊が問題になりそうであれば、親になる他の方法について、息子さんや娘さんと正直に話しあうのに早すぎるということはありません。お子さんが何を知りたいのか、皆さんが思うところに沿っていけばいいのです。お子さんの疑問に皆さんが応える時、どうか覚えておいてください。皆さんとお子さんとのつながりは、皆さんがお子さんを想う気持ちで出来上がっているのですから、お子さんとお話をされるときに、悲しくなったり申し訳なさに自分の身を守りたくなっても全然おかしくないのだということを。

 どうやってお子さんと不妊の可能性について話をするか、第2章をご覧ください。第2章では、不妊なのだから安全じゃないセックスをしてもいいんだと息子さんや娘さんが考えたりしないよう、どのようにセックスについて教えていくかヒントも示しています。

Q:子どものこの状態は遺伝性のものなのですか?次の子どもも同じ状態なのでしょうか?私の親類にも同じ状態を持った人がいるのでしょうか?

A:この質問への答えは、お子さんの性分化疾患の種類によります。もしご心配であれば、お医者さんに相談してみてください。また、お子さんの性分化疾患の原因が理解できるよう支援してくれる遺伝カウンセラーを紹介してもらうのもいいでしょう。