nexdsd JAPAN 性分化疾患情報サイト

体の性の様々な発達(性分化疾患)に関する情報を発信します。

アナ・リッパートさんからの手紙

アナ・リッパートさんからの手紙

親御さん皆さんへ


 私たちの娘アンジェラが、性分化疾患を持っていると診断されたのは、この子が12歳の時でした。娘が思春期になるまで、なにかおかしいとは全く思いもしませんでした。すぐに小児科医さんに電話して、次の日に病院に来るように言われました。検査の結果、娘の性器が他の女の子と違っていると分かりました。家に帰らず、そのまま小児内分泌科医のところに行くように予約が取られ、またたくさんの検査の結果、内分泌科医さんは私たち夫婦に、アンジェラの染色体が他の女の子と違っていること、外性器が「普通」に見えるよう、手術する必要があると話されました。数日中に、お医者さんは、シカゴの病院での美容手術の計画を立てられたんです。


 娘が手術を受けねばならないというお医者さんの考えを信じない理由は、私にはありませんでした。でも、今私が思っていることをその時考えていたなら、事態はもう少し違っていたかもしれません。


 どんな時もですが、セカンドオピニオンはいつも必要です。それか、こう自分に問いかけてみてください。「本当に手術は必要なのか?」と。私は後になって、手術はその時は必要なかった、アンジェラ自身が自分で決められる時を待つこともできたと思っています。そうすれば、その後の悲しみや不安の多くを感じずに済んだのではないかとも。


アナ・リッパート
   

(画像は、アンジェラ・リッパートさんと、妹のミッシェルさん、お父様、お母様です)。