nexdsd JAPAN 性分化疾患情報サイト

体の性の様々な発達(性分化疾患)に関する情報を発信します。

ジニー・ヘイズさんからの手紙

ジニー・ヘイズさんからの手紙

親御さん皆さん


 性分化疾患を持つ子どもの親として、皆さんは様々な感情を体験されていることと思います。その中には、自分を責める気持ち、怖さ、不安、それに否定したいという思いもおありでしょう。検査結果を待っている間などは、特に大きく感情が動かれていることでしょう。そういう時は、お父さんもお母さんもですが、自分がどう感じているのかお互いに話し合ったり、近しい家族の方や、そういう方がいるなら、信頼できる近しいお友達に話ができれば、かなり助けになるはずです。検査の結果が出て、診断がつけば、お子さんの体の状況についての疑問への答えも、探しやすくなるはずです。ちゃんとした知識を身につけていけば、今よりも対処しやすくなっていくはずです。


 すぐに各状態ごとのサポートグループにアクセスされることも、本当に助けになるはずです。性分化疾患を持っている大人の方だけでなく、子どもの親御さんのための素晴らしいサポートグループもあります。お子さんの体のことを話すのをためらわないでください。話ができるようになれば、肩の荷も少し軽くなります。


 診察に行く際は、お医者さんには必ず、お子さんのこれからに、皆さんがどのようなことを予測しておけばいいのか訊いておくようにして下さい。見た目のための外科手術の話ばかりで終わらないようにしてください。手術についての判断は、息子さんや娘さんが自分自身で決められる年齢になってから、お子さんご自身に任されるべき問題です。もちろん、尿路感染やその他深刻な医学的問題を治療するための手術とは別です。そういう場合は、お医者さんの指示に従ってください。


 お子さんがある程度理解できる年齢になったら、自分の体の状態について話をしてあげてください。もし不妊の問題をお持ちなら、男性や女性の中には自分の赤ちゃんを持てない人もいるということから話をしていくというのもいいでしょう。養子縁組をすることで、パパやママになるという方法もあるということを教えてあげることもできます。こういう話から始めていって、少しずつ、お子さんの理解力の成長に合わせて、話をしていってください。


 お子さんが成長してくれば、同じ性分化疾患を持つ他のお子さんと触れ合える機会を与えてあげてもいいでしょう。お子さんへの説明は、少なくとも中学校前には始めたほうがいいと思います。中学校時代というのは、友達関係のプレッシャーなどなど、人生の最初のうちでも非常に厳しい時です。ただでさえ混乱する時期で、最初から分かっているのであれば、この年代になって初めて体のことを言われても、さらに混乱を増すだけになってしまうかもしれません。


 お子さんの側にいてあげてください!自分の体のことについて訊いてきた時は、正直にオープンに話してあげてください。いちばん大切なのは、息子さんや娘さんを、他の「普通の」お子さんと同じように「普通に」接してあげる事です。それに、体の見た目だけのことでなく、生まれた時からの深刻な医学的問題がある場合も、どうかそれに寄り添ってあげてください。


ご自愛を。


ジニー・ヘイズ